tomcat7 チューニング

  • AJPの設定
    • enableLookups
      • ログを記録する際に生IPかDNSからlookupした名前にするかを決める。遅くなるので基本的にdiabledで。デフォルトはdisabled
    • allowTrace
      • HTTPのTrace Methodを利用できるようにするか否か。TRACEを有効にしておくと攻撃者に余計な情報を与えるため、apachetomcatの前に立っている場合はapache側でtrace methodが効かないようにしておきましょう。デフォルトはfalse
    • useBodyEncodingForURI
      • Tomcat 5.xではGETにより受信したパラメータに対して、setCharacterEncodingメソッドの文字コードを「適用しない」という仕様変更がなされているため、Request.setCharacterEncodingの文字コードをURLに適用するようにするために用いる。デフォルトはfalse。
    • secure
      • request.isSecure()でtrueを返すか否か。cookieのsecure属性がtrueになる。ロードバランサ配下にあるtomcatではSSL用のAJPコネクタを作っておき、secure=trueにしておく。
    • redirectPort
      • redirectPortの設定。response.sendRedirectしたときに設定されるポートを指定する。こちらもロードバランサ配下にあるtomcatではSSL用のAJPコネクタを作っておき、443を返却するようにしておくとよい。
    • scheme
      • このAJPConnectorに対するスキーマ(http / https)の設定。SSL用のAJPコネクタを用意している場合はhttpsにすること。
  • AJPの接続数などの設定
    • maxThreads
      • リクエスト処理スレッド最大数。デフォルトは200
    • minSpareThreads
      • 最小プールサイズ。デフォルトは10
    • connectionTimeout
    • acceptCount
      • 処理できるthreadがすべて利用中である場合の、キューの大きさ。このキューの大きさをも超えるとリクエストがrefuseされる。デフォルトは100

参考